2013年4月25日木曜日

裁きの道具とされた強国

■2013/04/25
■ヨハン早稲田キリスト教会 モーニングチャペル
■聖書箇所:ヨエル4:1−21

★メッセンジ

ティルス、シドンといった都市は現代の読者にとっては聞き慣れない地名ですが、当時のユダヤ人によっては非常によく知られた隣国でした。これらの地は主に逆らうものであり裁きの道具として用いられてしまいました。裁きの道具でさえ一瞬繁栄させて下さることもあります。現在の日本も少し景気が好転しているように見えますが、人々が株式投資に次々と走ってすべてが解決したかのような感覚に陥っていることは危険なことです。思い上がる者を主は裁かれるからです。
神様が裁きの道具として用いられたローマも最初は栄えていますが、数世紀後、野蛮民族とされた北方の民族に制圧され滅びます。なぜローマは滅びたのかと問われます。塩野七生という作家は文学者の観点からローマの物語を書いていますが、ローマが滅びた理由をキリスト教にあると書いています。日本もローマも多神教であり何にも寛容であり理想的な国のように記述されます。そこにキリスト教が入り一神教になったことが滅びの原因であると綴っています。しかし、多神教の国に本当に寛容さや強さがあるのでしょうか?ローマが滅びたのは、それまでにローマが犯したあらゆる罪深い行為によるものです。
人々が政治経済の発展など見えるものを砦とせずに、主を砦として歩むことができるように祈ります。神の国に属する者となりましょう。裁きの日に神の国に属する者は救われます。裁きが来る前にこの地の人々が悔い改めて救われるように祈ります。